
このまま教員として働き続けてもいいのかな、、



毎日とても忙しくて、これ以上働き続けれられないと思うけど、、でも教員として生徒と関わるのはとても楽しい‥。どうしたらいいんだろう。
教員として働いているみなさん、ふと「本当にこのままでいいのかな?」と考えることはありませんか?
通勤中の満員電車で、職員室で一人になったとき、あるいは山積みになった書類を目の前にして‥あなたの心に「このままでいいのかな?」と浮き上がってきませんか?
毎日生徒の笑顔にやりがいを感じ、誰かの役に立っているという実感はある。
ただ一方で、「この働き方をあと10年、20年と続けられるだろうか‥」「このままで、本当に自分の人生良いのだろうか‥」と自問自答を繰り返している方もいらっしゃるのではないですか?
今回は、そんな悶々とした悩みを持つ教員のみなさまへ、私立学校での人事担当経験を活かしてキャリアの選び方をご紹介していきます。
~自己紹介~
教員一家に生まれ、両親・叔父叔母・祖父はみんな公立小中高の先生。そして自身は英会話講師 → 私立高校で教員 → 今は教育関連企業で会社員しています。
教育業界で10年。そのうち8年間は人事を担当。教育業界での採用や転職に長く関わってきました。その経験をもとに、記事を書いています。
この記事を読むと分かること
- 教員がキャリアに悩む理由
- 教員を続けることのメリット・デメリット
- 私立学校への転職がオススメな理由
- 後悔しないためのキャリアの選択肢
ぜひ最後まで読んでいただき、「このまま教員でいてもいいのかな?」とモヤモヤとしている毎日に終止符を打てるよう、参考にしてもらえれば嬉しいです!
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「教員を続けるか、それとも転職するか‥」
毎年毎年、この二択で悩んでいる‥それはあなただけではありません。多くの先生方が同じような葛藤を抱えて、モヤモヤとしています。
その根底には、矛盾する2つの気持ちがあるからです。
教員を続ける理由
教員として働いているみなさんは、教員にしかできないこと、教員ならではのやりがいも知っているはずです。
例えば
- 生徒との深い関わり
生徒の成長を間近で見守れる喜び、生徒と同じ感情を共有できる楽しさ、生徒が目標達成するまでサポートできることと達成できたときの達成感など。他の仕事では得られないやりがい。 - 「安定」という大きな魅力
公立学校の教員として働いている方は、公務員としての安定した身分、ボーナスや退職金など、経済的な安定は将来への大きな安心感になる。 - 社会的な貢献度
「先生」という仕事は、社会を支える大切な仕事です。この仕事に就いていることそのものが、ちょっと誇らしい気持ちもあり、モチベーションにつながっている。 - 友だちや親からの憧れの視線
友だちや親に「先生大変なんだよね‥」とポロっと伝えると、「先生辞めるなんてもったいない」と言われる。
などなど。教員として働いているからこそ得られているやりがいはたくさんあります。
さらには「いざ転職!」と考えてみたところで漠然とした不安もついてきますよね。
「教員以外の仕事のイメージができない」「自分のスキルが通用するのか不安」といった感情も、なかなか一歩を踏み出せない大きな理由になっています。
転職を考える理由
ただ、反対に「この仕事を長く続けていくのはムリかも‥」と思っているのも事実ですよね。
その理由としては、例えば
- 多すぎる業務量
授業準備、部活動、生徒指導、保護者対応、会議、書類の山‥。普通に考えて、仕事量として多すぎる。少しの息抜きもする時間がない。 - 長時間労働
多すぎる業務量を一つずつこなしていっても、定時で帰るなんて絶対ムリ。っていうか定時ってそもそも何時?というくらい。土日だって、結局家で仕事してることが多いし‥。 - 人間関係の複雑さ
同僚、生徒、保護者、地域住民など、いろんな人とうまくコミュニケーションをしていかないといけないのは、結構苦痛‥。特に管理職と性格が合わないとかになると最悪。 - キャリアアップに対する漠然とした不安
根強い年功序列で決まった昇給はあっても、自分の努力が正当に評価されている気がしない。頑張っても頑張らなくても同じ給料だし‥。このまま5年後も同じ仕事しているのか?という不安もある。 - 給料に対しても不満
やっている仕事内容と労働時間を考えると、この金額は全然割に合わないんじゃない‥?
といった感情。
働き方や環境に対して「こんなに頑張っているのに報われている気がしない‥」と思っている方も多いのではないでしょうか。



教員という仕事が好きな理由も、辞めたいと思う理由も、どちらもごく自然なものだと思います!悩んでいる先生方は多いですよね。
どちらが良い・悪いではなく、大切なことはこの「悩み」に対してしっかりと向き合い、この先どのような道に進むのが自分にとって幸せか、楽しく生きていけるかを考えていくことです!
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このまま「教員を続けるという」選択肢


ここからは、「このまま教員続ける?でも、どうしよう?」と思っている方に向けて、ここからどんな動きが取れるのかをご紹介していきます!
大きく分けて2つの選択肢
①このまま教員を続ける
②転職する
がありますが、それぞれもう少し具体的に紹介していきます。
まずは「教員を続ける」という選択肢についてです。
教員を続けるメリット
まずは、そのまま教員として働くことのメリットをおさらいします!
- これまでの経験をそのまま活かせる
- 環境が変わらないので、安心して働ける
- 教員のやりがいを感じ続けられる
- 自分の好きなことを仕事にできる
- 他の仕事ではできないことをやっていると誇りを持てる
などなど、教員として働くことの楽しさがそのままメリットになりますね。
今教員として働いているみなさんは、もちろん教員としての仕事の楽しさを知っていると思います。
さらには転職してみたものの、やっぱり「教員の仕事が好き」と戻ってくる方も中にはいらっしゃいます。
それほど、他の仕事と比べてもやっぱりやりがいのある、特別な仕事なんですよね。



転職で私立に入職する方にも「元々教員で働いていて」とか「昔から憧れの仕事だったから」という理由を持っている方も多くいらっしゃいます!
教員を続ける場合にできること



いろいろ考えて「教員を続ける」と決めたけど、やっぱり少しでも働き方は変えていきたい‥。
「このまま教員を続ける」と決めたとしても、今と変わらない環境で漠然と日々を過ごすのではなく、よりよい環境でより充実した働き方を求めて動くことはできます!
今、少しでも働き方に不満を感じている部分があれば、それをよりよくしていきたいですよね。
- 働き方を改善する
例えば、授業の効率化のためにICTツールを導入したり、同僚との業務分担を考えてみてください。 - 習い事、体を動かす習慣をつける
毎日同じことの繰り返しでは気が滅入ってしまうのも仕方がありません。習い事をして学校以外の人間関係を作ってみたり、体を動かしてリフレッシュする時間を取ってみましょう。 - スキルアップする
外部の研修に積極的に参加したり、自分の興味のある新しいことに挑戦したりすることで、今まで知らなかったことを知り、できることが増えるようになります! - 「やりがい」を再発見する
忙しい毎日に追われて、教員を目指していた頃の気持ちを忘れてしまっているかもしれません。少し時間を取って、なぜ教員になりたいと思っていたのか、などやりがいを見直す時間を取ってみましょう。
同じ職場に留まるにしても、少しでも楽しく、やりがいを持って働けるように考え方を変えられると良いですね!



転職する!と決め切れない方でも、今とは少しだけ違う行動を取り入れるだけで、見える世界が変わってくるかもしれません!
「私立学校教員」という選択肢



教員として働くのは好きだけど、今の環境にはやっぱり耐えられない!



そういう方に知ってほしいのが「私立学校の教員」という仕事です。同じ教員の仕事でも、働き方が全然違うんです!
「教員として働くこと」は続けたいけど、やっぱり今の環境はどうしてもイヤだ‥と思って、先生自体を辞めてしまう方もいらっしゃいますが、それはもったいなさすぎます!!
私立学校で働く、という選択肢も知ってほしいです。
同じ教員という仕事内容でありながら、働きやすい環境が整っている学校が多いのが魅力です。
公立教員との違いは、例えばこんなところ。
私立学校の特徴 | 働きやすい理由 | 公立の場合 |
---|---|---|
①各学校で採用活動している | 自分の働きたい学校に応募ができる | 勤務先は自治体によって決められる |
②教育理念が明確 | 自分の教育観に合う(考え方が同じな)学校を選べる | 自分の教育観に合わない学校もある |
③異動がない | 長く安心して働ける | 3~5年で勤務先が変わるので新しい環境に慣れるのが大変 |
④学校運営の自由度が高い | 自分で工夫して授業ができる | 学校のやり方に従わないといけない |
⑤評価基準が明確 | 自分の頑張りが評価されて、仕事のモチベーションになる | 年功序列で頑張っても直接評価にならない |
⑥学習環境にお金がかけられる | 教育設備が充実している(ICT設備やシステムなど)、効率的に仕事が進められる | 予算が限られている場合が多く、必要な設備にお金がかけられない |
⑦採用選考が学校独自の内容 | 自分の強みを活かして内定合格できる可能性が大きい | 一律の採用基準で、何をアピールしていいか分からない |
教員と言う仕事は好き、でも今の職場環境ではもう続けられない!と思っている方には、ピッタリの学校です。



「教員=公立学校教員」ではありません。もっと他に、教員として楽しく働ける環境がある、ということをまずは知っていただきたいです!


転職する(教員を辞める)という選択肢


次に、2つ目の選択肢「教員をやめて転職する」についても見ていきましょう!
「転職」は新しい自分に出会うための大きな一歩。
今の環境では得られない新たな価値観や働き方を見つけられるかもしれません。
教員を辞めて転職するメリット
「転職なんて‥」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、転職をすることにはメリットももちろんあるのです。
転職するメリットは以下の通り。
- ワークライフバランスが改善する
民間企業では、勤務時間や休日が明確に定められていることが多く、オンとオフの線引きがとても明確です。プライベートを充実させたいと思っている方には大きなメリットです。 - 新たなスキル獲得のチャンスになる
企業に転職すれば、営業・企画・マーケティングなど、教育業界以外の幅広いスキルを身につけられます。自分自身のキャリアの選択肢を広げられるチャンスになります。 - 年収アップの可能性がある
企業によっては、教員以上の年収を目指すことも可能です。



新しい環境に飛び込むことで、今までとは違うキャリアを作っていけますよ!
教員のスキルが活かせる業界・職種
教員として働き続けていると「自分は教員としてしか働けない」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは大きな間違いです!
教員経験で培ったスキルは、多くの企業で高く評価されるものなのです。
教員のスキルが活かせる業界・職種にはこんなものがあります。
- 企業の人事・研修担当
人材育成のプロである教員は、社員研修の企画・実施において即戦力として期待されます。 - 教材開発・編集者(出版社)
教材を「作る側」に回るのも一つの道です。専門知識が活きるだけでなく、実際に使う現場の意見を取り入れられるのは即戦力になります。 - コンサルタント
課題解決能力やプレゼン能力、目標達成に向けて人を導く力は、企業の経営課題を解決するコンサルタントとしても活かすことができます。 - 営業職
「営業なんて絶対ムリ!」と思われるかもしれませんが、人と深く関わるのが得意な教員は、顧客との信頼関係を築くのも難なくできます。相手の課題を聞き出し最適な提案をする力は、セールスの現場で重宝されます。
教員の仕事って「幅広くいろんなことをしています」という感じになりがちですが、それぞれ紐解いてみると実はいろんなスキルが使われているんです!
転職時にアピールできる、具体的なスキルの一覧はコチラ。
コミュニケーションスキル | 生徒・保護者・同僚など様々な人と信頼関係を築いてきた力は、どんな仕事でも重要なスキルの1つ |
プレゼンテーションスキル | 授業で培った「人に分かりやすく伝える」という力は、会議での発表や顧客への提案に役立つ |
マネジメントスキル | クラスをまとめる力や、目標設定・達成スキルはプロジェクト管理やチームマネジメントに役立つ |
危機管理能力・対応力 | 学校ではよくある「想定外のことに対応する」という臨機応変な対応力も、企業では高く評価される貴重なスキル |
「そんな、スキルというほど何かができるわけじゃないし‥」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
- 人よりたくさん経験があること
- 人よりも難なくできること
- 人に褒めてもらったことがあること
が自分のスキルとしてアピールできるものです。
教員なんて‥と思わずに、教員ならではの経験を基にスキルを棚卸してみましょう。



教員だから教員としてしか生きていけない!と思って、勝手に選択肢を減らすのはやめましょう!
>他にも、教員経験者にオススメの転職先については、コチラの記事も参考にしてください


一人で悩むくらいなら、キャリア相談を受けてみよう


ここまで「そのまま教員として働く」選択肢と「転職をする」選択肢の2つそれぞれを、具体的に解説してきました。
それでもやっぱり「んー、結局私はどうしたらいいんだろう」と悩む方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、エージェントに相談してみましょう!



一人で悩んでいたら、結局今と変わらず3年後も同じ生活を続けてる‥なんて想像するだけで悲しくなるT_T
今、エージェントに相談すると‥
- 悩んでいるその気持ちを整理して、モヤモヤを取り払ってくれる
- 一人では気づけない視点をくれる
- 自分の気持ちを客観的に見ることができて、次に取るべき行動が見えてくる
- 専門的な知識を持っているので、この先のキャリアも相談に乗ってくれる
など、「ずっとモヤモヤする」状態から一気に抜け出すことができます!
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- 普通の転職エージェントではなく、キャリアに関するコーチングサービス
- 自分の仕事に対する考え方や価値観を見つけることができる
- 「これからどう仕事をしていけば幸せか」が分かるようになる
毎日忙しくしている先生だからこそ、今少し時間を取って自分のキャリアのことを考えてみてください!
>ちなみに「いきなり知らない人と二人きりでキャリア相談なんて‥」と思う方には、第一段階としてワークショップもオススメです。
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何をするにも初めてで緊張‥という方は多いです!でも、ここで一歩動いてみることで、自分の未来を変えていけますよ^^
まとめ
今回は「このまま教員として続けるべきか、それとも転職するべきか、でも‥」というモヤモヤを抱えている方に向けて、後悔しないキャリアの考え方をお伝えしてきました。
- 教員を続けるメリット
- 自由度が高い環境で働けるのは「私立学校」がオススメ
- 転職を選んだときに、教員経験を活かす方法
などをご紹介してきました。
少しでも「モヤモヤ」を解消する参考になっていればいいなと思いますが、やっぱり自分の気持ちを一度整理する時間を取ることがとても大切です。
エージェントに相談して、自分が本当に仕事でやりたいと思っていること、本当にしたいと思っている働き方をまずは見つけ出し、それに向けて1歩ずつ進んでいけるといいですね!
「自分らしく教員として働く」を実現できるよう、応援しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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