
採用面接で聞かれる「長所」ってどうやって答えたらいいんだろう?



自分には人に自慢できる長所なんてないし、自分に対しても自信なんてない。
教員をめざしているみなさん、採用面接で聞かれる「長所」にどうやって答えようか‥とお悩みではないですか?
実は教員採用試験前に「自分の長所が分からない」「そもそも長所なんてないし‥」と思ってしまい、ちょっと落ち込んでしまう方が本当に多いのです。
私立学校での人事担当をしてきた私からすると、「長所がない人なんて一人もいません!悩んでいる時間がもったいない!」。
そこで今回は、採用担当経験を活かして「教員採用試験で面接官に響く、長所の見つけ方&ポジティブな伝え方」をご紹介していきます!
~自己紹介~
私は教員一家に生まれ、両親・叔父叔母・祖父はみんな公立小中高の先生。そして自身は英会話講師 → 私立高校で教員 → 今は教育関連企業で会社員しています。
教育業界で10年。そのうち8年間は人事を担当。教育業界での採用や転職に長く関わってきました。その経験をもとに、記事を書いています。
この記事を読むと分かること
- 教員として求められている「長所」一覧
- 自分の長所の見つけ方
- 教員採用試験で自分の長所をしっかりアピールする方法
ぜひ最後まで読んでいただき、自分に自信を持って教員採用試験に臨めるように参考にしていただければ嬉しいです!
>ちなに、短所の伝え方についてはコチラの記事も参考にしてください▼


「私には長所がない」と思ってしまう理由


「自分には長所なんてない‥」「教員採用試験でなんて伝えたらいいんだろう‥」と悩んでしまうのには、きちんとした理由があります!
今回は主な理由3つを紹介します。
- 自己分析の不足
- ポジティブな言葉への変換が苦手
- 教員として求められる長所が分からない
1つずつ、具体的に見ていきましょう。
1.自己分析が不足している
自分の強みは、毎日の行動や過去の経験の中に隠れていることが多いです。
しかし、学校にバイト、就活に忙しくしている毎日の中で、じっくりと自分に向き合う時間を取るのは難しいですよね。
改めて自分のことを振り返って考えてみる時間を取ることで、漠然と「何となく」過ごした日々のできごとの中に、実はあなたの個性や強みが潜んでいる可能性が大きいです!
2.ポジティブな言葉への変換ができない
自分の強みや長所に気づいていても、それを面接で効果的にアピールできる「ポジティブ変換」ができていない場合もあります。
例えば、「優柔不断」だと感じる一面も、見方を変えれば「慎重さ」や「多角的な視点」と捉えることができます。
一見ネガティブに聞こえてしまう特徴も、プラスになる文脈でプラスになる表現に「ポジティブ」に言い換える練習をしてみましょう!
3.教員として求められる長所が分からない
「教員にはどんな長所が求められるんだろう?」という疑問も、長所が見つからない原因の1つです。
なんとなく「真面目さ」や「やさしさ」だけを考えてしまって、それ以外の特徴のことを考えることをしていなかったりしませんか。
また、面接官にどんな印象を与えるかも考えるべき大切なポイントです。
教員に求められている長所を知って、自分自身の特徴を振り返ってみましょう。
面接官が「この先生いいな!」と思う長所とは?採用担当のホンネ


長所を伝えるときに一番大切なことは、採用担当が「その長所を持つあなたが、学校にどう貢献してくれるのか」をイメージできるようにすること。
ただ単に、自分のいいところを並べていても、それが教員として学校にとってプラスのものでなければ意味はありません。
例えば「〇〇というところが長所だと思います」➤だから「生徒に対して〇〇ができます」といったように、具体的にイメージできるようにまとめることが基本です。
教員に求められる具体的な長所(特徴)
では、教員採用試験で好印象を残せる「長所」とはどんなものでしょうか?
こんな長所がある人は、先生として魅力的!という特徴を、具体的に10個、ご紹介していきます!
- コミュニケーション力
生徒、保護者、同僚の教員とのスムーズな意思疎通を行う上で、不可欠な力。言葉だけでなく、非言語的なサインも捉え、相手に寄り添った対話ができることが求められる。 - 問題を解決できる力
日々学校で出てくる課題や問題(生徒の学習面、生活面など)に対して、原因を分析して主体的に考え、適切な解決策を見つけて実行できる力。 - 向上心があること
常に新しい知識や指導法を学び続け、自己成長を追求する姿勢。教育は日々進化しており、常に最新の情報を使って自分の教員スキルを高めようとする意欲が重視される。 - 傾聴力・共感力があること(寄り添い)
生徒一人ひとりの声に耳を傾け、その子の気持ちや状況を深く理解しようとする力。共感することで生徒との信頼関係が築かれ、より良い指導へ。 - 責任感・使命感が強いこと
子どもたちの未来を預かるという教育の性質を理解し、強い責任感と使命感を持って職務に臨む姿勢。困難な状況でも最後まで職務を全うしようとする意志が評価される - 協調性・チームワークを発揮するのが得意
学校は教職員が協力し合って運営される組織。同僚や他学年の職員と連携し、共通の目標達成に向けて協力できる力が不可欠。 - 計画性(準備に時間がかかる)・実行性があること
日々の業務を効率的かつ計画的に進め、目標に向かって着実に実行できる力。忙しい教員が限られた時間の中で最大の効果を出すために重要。 - 忍耐力・粘り強さがある(負けず嫌い)
生徒や保護者とのやり取りは、うまくいくことばかりではありません。そんなときに諦めずに粘り強く解決策を模索し、生徒の成長を支え続ける姿勢が必要。 - 柔軟性・適応力(臨機応変に対応できる)
予測不能なできごとや、急な変更にも冷静に対応し、臨機応変に行動できる力。多様な生徒や保護者に対応するためにも、柔軟な思考が不可欠。 - リーダーシップがあること
クラスやグループを良い方向に導き、生徒の自主性や主体性を引き出せる力。生徒をまとめ、目標達成に導く積極的な姿勢も評価される。



どれも教員として必要な、大切なスキルですね!
こんな特徴もプラス評価になる!【番外編】
上記10個の特徴に加えて、個性やこれまでの経験を踏まえた長所として、こんなものもプラス評価になります。
番外編として5個ご紹介しますね!
- デジタルリテラシーが高い
ICT教育が進む中、パソコンやタブレットを使った授業や資料作成などに抵抗なく取り組める力はとても重宝されます。デジタルツールを利用してより効果的な教育を提供できたり、学校全体に大きな影響を与えられそうな人は高く評価されます。 - 危機管理能力がある
学校現場では、いじめや災害、SNSトラブルなどさまざまな問題が起こることがあります。冷静に状況を判断し、迅速かつ適切に対応できる能力があると、プラス評価になります - ポジティブ思考・ユーモアがある
何か問題に直面したときでも、前向きな姿勢でユーモアを交えながら生徒やクラス、職員室を明るくできる人は学校全体の雰囲気を良くし、ポジティブな影響を与えます。 - 多様性への理解がある
特に近年、学校教育では多様な背景を持つ生徒や保護者が増えています。個々の価値観や文化を理解し、尊重する姿勢は、全ての生徒が安心して学べる環境を築く上でとても大切。 - ストレスマネジメント能力がある
教員の仕事は多忙ですし、精神的な負荷も大きいものです。自身のストレスに気づき、適切に対処できる能力は、長期的に安定して教員として活躍するために欠かせない資質です。
人事はあなたの長所から「教員としての可能性」を見ている
採用担当や面接官は、あなたの長所から「この人は、うちの学校でどんな先生になってくれるだろう?どんな風に学校に貢献してくれるだろう?」という未来の姿を想像しています。
例えば、「リーダーシップがあります」という長所を持つ方であれば「クラスを上手くまとめて、行事を成功に導いてくれそうだな」とか
「コミュニケーションが得意です」という方であれば「生徒対応や保護者対応を上手くこなしてくれそうだ」などという感じで期待をします。
より具体的にあなたが活躍していることを面接官にイメージしてもらうためにも、エピソードを交えながら、あなたの長所が教育現場でどのように役立つかを伝えましょう!
ちなみに‥「優しさ」や「真面目さ」を長所として伝えるのは、もったいないです。
その理由は、多くの人が持ち合わせている特徴のため、優しさ・真面目さを伝えたところであなたの個性が際立ちません。
「優しさ」や「真面目さ」を長所として伝える場合は特に、具体的なエピソード(特に人と違う点)を説明する必要があります!
今日からできる!あなたの「長所」を発見する3つのワーク





長所が大切なことは分かった!でも、私には長所と呼べるところがないのが悩みです‥。



長所はあなたの特徴の1つ。だから誰にでもあるものですので安心してくださいね!
自分の長所を見つけるには、過去の経験を振り返って、いろんな角度から自分のことを分析する作業が必要です。
今日からスグできる、簡単なワークを3つ、ご紹介しますね!
過去の経験から探す「成功体験」ワーク
これまでの経験を振り返って、
- 上手くいったと思うこと
- 達成感を感じたこと
- 誰かに感謝されたこと
を書き出してみましょう!どんな小さなことでも構いません。
場面ごとに思い出してみることもオススメです。
例えば
- アルバイト
- 部活動
- 趣味
- ボランティア活動
- 学校生活
- 家庭での生活
などなど、それぞれの場面で考えてみましょう!
こんな感じで出してみましょう、というのをいくつか例をだしておきます。
例:アルバイトでクレーム対応を冷静に行い、お客様に納得してもらうことができた(上手くいった)
➤冷静な判断力がある、問題解決能力がある
例:部活動でのチームの意見がまとまらない時に、積極的に話し合いを進め、みんなが納得できる結論を出せた(上手くいった、達成感)
➤調整力がある、リーダーシップを持っている
例:ボランティア活動で、ある子が困っていることを一緒に取り組み、その子の目標達成までサポートすることができた(上手くいった、達成感、感謝されたこと)
➤責任感、根気強く取り組む力
このように、経験を深掘りすることで、あなたの無意識に使っていたスキルや強みが見えてきます。



長所って実は「自分では何とも思っていないけど、人から見たらスゴイこと」なので、自分では当たり前すぎて気づけないこともあるんです。
周囲の声からヒントを得る「他己分析」ワーク
あなたのことを良く知る、周りの方に「私の良いところってどんなところだと思う?」「私の強みって何だと思う?」と聞いてみましょう!
- 友だち
- 先輩
- 家族
- アルバイト先の同僚
- ゼミの先生
など、普段の生活の中で関わりを持っている方に聞いてみるのがオススメです。
自分では気づかない、意外な一面や客観的な評価を知ることができます。
人から言われた言葉は説得力のある長所の根拠にもなりますので、そのまま面接で使える言葉にもなりますよ!
日常の「好き」「得意」を深掘りするワーク
あなたが普段、どんなことに時間を使っているか、どんなことを「好きだな」「得意だな」と感じるか、考えてみましょう。
例えば、
- 困っている人がいると、ほっておけない
➤共感力、面倒見が良い、世話好き - 計画を立てて物事を進めるのが好き
➤計画性、実行力、先の見通しが立てられる - 新しいことを学ぶのが楽しい
➤向上心、向学心、探求心
など。
あなたが難なくやっている「好きなこと」や「得意なこと」の裏には、必ずあなたの強みが隠れています!



「つい、やってしまうこと」や「どうしてもやらないと気が済まないこと」を考えてみるといいのかな。
見つけた長所を最大限にアピール!ポジティブな伝え方【例文アリ】
自分の長所が見つかったら、次はそれを効果的に面接官に伝えていくことが大切です!
ここでは、より具体的に効果的に伝えられるためのコツをご紹介します。
長所を具体的に伝える「4つの視点」
長所を具体的に、効果的に伝えるためには、以下の4つの段取りで伝えると分かりやすく、説得力が増します。
(STARと覚えてみてください!)
どんな状況でしたか?
どんな課題がありましたか?
その課題に対して、あなたはどう行動しましたか?
その結果、どうなりましたか?
この流れで説明することで、あなたの長所が単なる抽象的な言葉ではなく、具体的な行動のエピソードとして面接官に伝わります。
教員に響く言葉を使う
もう1つ、見つけた長所を効果的に伝えるコツは、見つけた長所を「教員として求められる資質を表す言葉に変換すること」です。



一般的な言葉を使ってももちろん問題ありません!上級編ですね!
どういうことかというと、例えば
- いつも人の相談に乗っている、人の役に立つのが好き
という長所を「傾聴力がある」「共感力がある」と言い換えて伝える、ということです。
他にも、
- 文化祭の企画で中心になって動いた、率先してチームをまとめる力がある
➤「企画力」「リーダーシップ」「実行力がある」 - 苦手な科目でも、最後まで諦めずに勉強し続けた
➤「忍耐力がある」「継続力」「負けず嫌い」「向上心がある」
といった感じで、より教育現場に沿う言葉を選んで使うことをしてみましょう。
自分の長所となる行動を、具体的に教育現場で求められているスキルや資質に結び付けて表現することで、面接官はあなたの強みをより深く理解できます。
そうすると、より具体的に活躍している姿もイメージしやすくなるので好印象を残しやすいです!
【例文アリ】あなたの長所を最大限にアピールする伝え方
それではここで、具体的な例文をご紹介していきます。
採用面接で、面接官に対して自分の長所をどう伝えればよいか、イメージをつかんでみてください。
■「計画性」をアピールする例文
私の長所は、目標達成に向けた計画性と、それを着実に実行する力です。【結論】
大学時代、サークルのイベントリーダーを務めた際、限られた予算と時間の中で、参加者が最大限に楽しめる企画を立案する必要がありました。【状況・課題】
そこでまず最初に、詳細なスケジュールと役割分担を明確にし、週ごとの進捗確認を徹底しました。【行動】
結果として、想定以上の参加者を集めることができ、アンケートでも高い満足度を得ることができました。【結果】
この計画性と実行力は、御校で働かせていただくときにも、授業準備や学校行事の運営において、必ず活かせると考えております。【教員としてどう活かせるか】
■「傾聴力」をアピールする例文
私の長所は、相手の言葉に耳を傾け、真意をくみ取る傾聴力です。【結論】
学習塾でのアルバイトで、成績が伸び悩む生徒を担当したときに【状況・課題】、単に勉強を教えるだけでなく、彼が抱える悩みや不安を丁寧に聞き出すことから始めました。【行動】
テストの点数だけでは分からない、家庭での学習環境や友人関係の悩みを把握することで、彼に合った学習計画を立てることができました。その結果、自信をつけてくれたようで、成績も向上する結果となりました。【結果】
教員として、生徒一人ひとりの声に寄り添い、それぞれの生徒に最適なサポートを提供することに、この傾聴力を活かしたいと考えています。【教員としてどう活かせるか】
■「課題解決力」をアピールする例文
私の長所は、難しい状況に直面した際に、冷静に分析し、最適な解決策を見つける課題解決能力です。【結論】
大学のゼミでグループ研究に取り組んでいた時、意見の対立からプロジェクトが一時的に止まってしまいました。【状況・課題】私からまず、個々のメンバーからの意見を丁寧に聞き取り、対立の原因を分析しました。その上で、全員が納得できる共通の目標を再設定し、役割分担を再検討することを提案しました。【行動】
この結果、チームは再びまとまり、最終的には優秀な成果を収めることができました。【結果】
学校現場においても、生徒が抱える課題やクラス運営上の問題に対し、冷静かつ主体的に向き合い、解決に貢献したいと考えております。【教員としてどう活かせるか】
■「協調性」をアピールする例文
私の長所は、多様な意見を持つ人々と協力し、共通の目標に向かって取り組める協調性です。【結論】
大学祭の実行委員として、異なる学部から集まったメンバーと一つの企画を成功させる役割を担いました。【状況】意見の衝突もありましたが【課題】、私は積極的に対話の場を設け、それぞれの意見の良い点を見つけて尊重することで、全員が納得できる形で合意することができました。【行動】
結果として、メンバー間の連携が深まり、来場者からも高い評価を得るイベントを創り上げることができました。【結果】教員として、同僚の先生方や保護者の方々と蜜に連携を取りながら、より良い教育環境を築いていきたいと考えています。【教員としてどう活かせるか】
上記の例文はあくまで一例ですが、あなたの個性的な長所をアピールする際は、一般的な言葉にしてしまうだけではもったいなく、具体的な行動やエピソードを交えながら伝えましょう。
一番大切なのは「それが教員としてどう活かせるか」が明確になっていること。
その他、粘り強さ・創造性・情報収集力なども、具体的なエピソードと結び付けられれば強力な武器になりますよ!
これはNG!良くない長所の伝え方と改善策


せっかく見つけた長所も、伝え方を間違えると面接官に伝わらないどころか、逆効果になってしまう可能性もあります。
ここでは、長所の伝え方としてのNG例をご紹介していきますので、ぜひご自身の伝え方に活かしてみてください!
NG①:抽象すぎる表現
「私は真面目です」「優しいです」といった一言だけの説明では、面接官はあなたの具体的な姿をイメージできません。
私の長所は真面目なところです。学生時代に〇〇といった場面で、□□に取り組み、△△という結果を残しました。御校で教員として採用いただいた際には●●という形で貢献できると考えています。
と、先ほどご紹介した手順に沿ってその長所が伝わる”具体的なエピソードと一緒に”伝えるようにしましょう。



「真面目」「優しい」といった、先生を目指す人なら誰でも持っている資質なので、最初から避けた方が無難です!
NG②:長所を裏返したときに、教員として致命的になる特徴
例えば、「私の長所は、事前に準備を徹底できることです。その理由は、私はとても心配症で準備をしないとなかなか行動ができないからです。」
といったように、長所として言っているけど実際それって短所だよね?しかも、教員として致命的な短所では‥?となるような話をするのはやめておいた方が無難です。
「長所がないから‥」といって、短所や欠点を克服しようとしている姿を長所としてアピールしたくなることもあるかもしれませんが、逆効果になってしまいます。
純粋に、自分が自信を持って伝えられる長所、他の人から褒められたり感謝されたりしたところを、そのまま「長所」としてアピールしましょう!
NG③:自慢話に聞こえるように伝えてしまう
「自分の長所は、ずば抜けたリーダーシップです。これまでにも、自分がリーダーを務めたプロジェクトは全て成功してきましたし、周りの方からの信頼も厚いです。特に立ち上げ時には困難だとされていた〇〇も、私のリーダーシップのおかげで、成功まで持っていくことができました」
など、、聞いているだけで「この人先生として、生徒に良い影響は与えないかも‥」というのが分かるかもしれません。
自己評価が高く過ぎる表現「ずば抜けた」や、「全て成功してきた」「信頼も厚い」「私のリーダーシップのおかげで」などの言葉が使われていますが
- 客観性に欠ける
- 一方的で根拠がない
- 自分のことしか考えていない(チームワークを軽視している)
と捉えられてしまいます。
繰り返しですが、具体的なエピソードや行動を交え、その結果としてどのような貢献ができたのかを客観的に説明することが大切です。



こんな人とは一緒に働きたくない、、と思いませんか?笑
まとめ
今回は、採用面接で効果的な「長所の伝え方」をご紹介してきました。
■長所を発見するための3つのワーク
- 過去の経験から探す「成功体験」ワーク
- 周囲の声からヒントを得る「他己分析」ワーク
- 日常の「好き」「得意」を深掘りするワーク
で、自分の長所を見つけてから
■長所のポジティブな伝え方4ステップ(STAR)
- Situation(状況)
- Task(課題)
- Action(行動)
- Result(結果)
で効果的に面接官に伝える、でしたね!
自分は長所なんてないし‥と感じていた方も、少しでも参考になっていれば幸いです。
長所は「見つけるもの」ではなく「気づくもの」で、あなたの強みは、すでにあなたの中に存在しています。
これまでの経験や日常の行動の中に、あなたが無意識に発揮してきたスキルや資質があるはずです。
それを具体的に、どう教員として活かすことができるのかを、ぜひ自信を持って採用試験で伝えてみてくださいね!
「自分らしく先生として働く」を実現させるために、参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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