
憧れて教員になったけど、実際の業務がきつくて‥。本当は教員に向いていなかったんじゃないかなぁ。



こんなに早く「辞めたい」と思ってしまうなんて、私は甘えてるだけなのかもしれない‥。
憧れていた教員として働き出した1年目に「もう辞めたい‥」「続けるのは無理かもしれない‥」「こんなはずじゃなかった‥」と悩んで落ち込んでいる方はいらっしゃいませんか?
「そんな風に思うなんて甘えてるだけじゃないか‥」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。先生1年目で「辞めたい」と感じるのは、決して特別なことではありません。
人事として多くの先生と関わらせていただきましたが、そういった相談が少なくないのが実情です。
今回は、そんな教員1年目で「辞めたい‥」と思っている方に向けて、学校人事担当の目線で後悔しないための選択肢4つをご紹介していきます!
~自己紹介~
私は教員一家に生まれ、両親・叔父叔母・祖父はみんな公立小中高の先生。そして自身は英会話講師 → 私立高校で教員 → 今は教育関連企業で会社員しています。
教育業界で10年。そのうち8年間は人事を担当。教育業界での採用や転職に長く関わってきました。その経験をもとに、記事を書いています。
この記事を読むと分かること
- 教員1年目の方が辞めたいと思う主な理由
- 辞めたいと思った時に、知っておいてほしいこと
- 自分らしく働ける環境を見つけるためにやるべきこと
ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、「もう辞めたいと思うなんて、自分に甘いからだ‥」なんて思わずに、具体的に次の1歩をどうしていくのかを考える参考にしていただければ嬉しいです!
教員1年目で「辞めたい」と思う理由と時期


憧れていた教員になれて嬉しかったのもつかの間、思っていたのと違う‥と感じて「辞めたい」と思う1年目の先生もいらっしゃいます。
東京都教育委員会の発表によると、2023年度の新規採用者の1年以内の離職率は4.9%、つまり約20人に1人が1年以内に辞めている計算です。
教員1年目の方が「辞めたい‥」と思ってしまう背景には、いくつかの共通した理由があります。
理由①忙しすぎる
「教員は忙しい」と知ってはいたものの、実際に教員として働き始めると、その忙しさは想像をはるかに超えることがあります。
- 授業準備と授業実施
- テスト作成、採点
- 成績管理
- 部活指導
- 校務分掌
- 保護者対応
- 生徒トラブル
- 事務作業
などなど、慣れない上に、終わりの見えない業務量や毎日の残業に心身ともに疲弊してしまう先生は少なくありません。



新任のうちはどんな仕事でも慣れるまで大変ですが、中でも教員はやることが多岐に渡って想像以上に忙しいという現場もあるのが現状。
理由②誰も教えてくれない
最近では育成担当の先輩教員がついて教えてくれることも多いですが、それでも1~10まで全てを手取り足取り教えてくれるということはありません。
(先輩教員も忙しくされていますし、そんな中声をかけるのも気が引けますよね;)
どうやっていいか分からない、正解を教えてもらえない‥という不安な気持ちをひとりで抱え込み、孤立感を深めてしまうこともあります。



メンター制度などを導入している学校もありますが、「今スグ知りたい!困っている!」という場面はやっぱり出てきてしまいますよね‥
理由③経験がないのに、難しい対応をさせられる
まだ教員としての経験が浅いのにも関わらず、生徒指導や保護者対応といった難しい対応をさせられる場合も、「もう辞めたい‥」となってしまう理由の1つです。
何をどうしていいのか分からない、保護者からも責められて自分は無力だと感じさせれることがあると、自信をなくしてしまいますし、学校に対する不信感にもつながります。
1年目の先生にいきなり難しい対応を任せるのは、学校としても不本意な部分はありますが、人手不足や担当科目・学年などの状況によっては避けられないこともあるのが現状です。



本来なら先輩がしっかりとサポートすべき場面ですが、それが十分でない場合があることは起こり得ます。
辞めたくなるのは「5月」と「10月」
1年目の先生の「辞めたい‥」とうい気持ちが強くなるタイミングにも傾向があります。
■5月のゴールデンウイークか6月にかけて
年度初めの慌ただしさが人段落し、緊張の糸が少し緩むタイミング。それと同時に膨大な業務量や上手くいかないことが現実問題として目の前に現れてくる時期です。
理想と現実のギャップに直面し「あれ、これは本当に自分がやりたかったことなのか?」と疑問を感じ始めることが多いです。
■10月から11月にかけて
比較的肩の力が抜ける夏休みを経験して、再び日常の業務に追われる中で、疲労がピークに達しやすい時期。
また文化祭などの学校行事も一段落して、達成感と共に燃え尽き症候群のような状態になる先生もいらっしゃいます。
体力的にも精神的にも限界を感じやすい時期です。
ただでさえ、1年間の見通しを持ちづらい教員1年目。
毎日の授業に次から次へと続く学校行事、そして突然の生徒保護者対応‥。目が回る日々を過ごしている中でふと「これが私がやりたかったことなのかな‥?」と考えてしまうのは、当然のことですね。
>教員1年目の退職理由の詳細は、コチラの記事も参考にしてください▼


「辞めたい」と思った時に知っておきたい4つの選択肢


「教員辞めたい!」と思う気持ちは決してネガティブなだけではなく、今の働き方や環境が自分自身に合っていない、と気づいているということです。
そして、この気持ちにどう向き合って、どんな行動をとるかで今後の未来が大きく変わっていきます。
ここからは私立学校の人事担当として、後悔しないための4つの選択肢を提案します!
①イヤなところはあるけど、今の職場は嫌いじゃない | →今の職場で「働き方」を変える |
②教員という仕事は好きだけど、今の職場や人間関係はもう無理 | →働く「学校」を変える |
③先生という仕事はもう無理だけど、教育には携わっていたい | →「教育業界」に視野を広げる |
④もう教育自体にも興味がなくなった! | →「新しい業界」に視野を広げる |
具体的に1つずつ、見ていきましょう!
1.今の職場で「働き方」を変える
いきなり「辞める」と決断する前に、まずは今の職場で働き方や状況を改善できないか、試してみる価値は十分にあります!
抱え込んで疲弊してしまう前に、まずは変えてみよう!と行動を起こすことが大切です。
一人働き方改革で負担を減らす
全ての業務をカンペキにこなす必要はありませんし、そもそもそんなことは誰にもできません。
自分の中で「これは削減できるのでは?」「効率化できるのでは?」と感じる部分を探して、実際にやってみましょう。
例えば
- 本当に必要な業務なのかを見極める(前任者から引き継いでるからやっているだけでは‥?)
- 優先順位をつける、本当に重要なものから手を付ける
- デジタルツールを活用する
- 先輩や同僚に、何か工夫をしていることがないかを質問する
など。特にデジタルツールやAIは、授業準備や資料作成、文書作成などサクッと終わらせてくれるので、まずは使ってみましょう!



学校業務は一般企業と比べても非効率な部分も少なくありませんし、先輩はそれに慣れてしまっていることもあります。若手の先生の感じる「違和感」を大切にしてほしいと思います!
「仕事だ」と割り切る
考え方(マインド面)も大切です。
真面目な先生ほど「全てをカンペキにやらなければ」「生徒たちのために私が頑張るしかない‥!」と考えがちですが、教員という仕事は終わりがありません。
時には「ここまでで十分かな」「今はプライベートの時間だから、やらない」ときちんと仕事とプライベートの境界線を持って取り組むことも必要です。
病気休暇の活用
心身に不調を感じているのに、無理して働き続けるのは絶対に避けてください。
何よりもご自身の健康が一番大切です。体調がすぐれないと感じたら、まずは病気休暇の取得を検討することも大事な選択肢です。
「診断書」をもらえば、精神的な不調でも病気休暇は取得できます。一人で抱え込まず、専門機関を受診しましょう。
とにかく休んで、ストレス発散して、おいしいものを食べたり趣味に没頭したり、心身のリフレッシュを行いましょう!



人事としては、先生方に楽しく働いてもらうことが学校の発展の基礎基本になると思っています。無理して倒れる前に、病気休暇をしっかりと活用してください。
外部のサポートを活用する
一人で抱え込んで悩んでしまって身動きが取れなくなる前に、外部のサポートを利用してみましょう。
例えば
- 地域のメンタルヘルス相談窓口
- 家族や友だちなど信頼できる人
- キャリアコンサルタントサービス
など、学校(職場)以外の人に相談してみると良いでしょう。
仕事から少し離れた視点で話を聞いてくれる人がいると、気持ちを整理してくれたり、前向きになれたり、次の行動につながりやすくなりますよ!
2.働く「学校」を変える
学校人事担当として、私がずっとオススメしているのが、この「働く学校を変える」ことです。



先生になんて向いていなかったんだ‥
と悩んでいる方には「学校なんて無限にありますよ!」ということを伝えたいのです。
- 配属された学校の環境が最悪だった
- 働いてみて初めて、自分に合わない学校だと分かった
- 学校の教育理念と自分の教育観が合わなくてしんどい
こういった場合は、教員を辞める必要はなく、働く学校を変えれば楽しく教員として働ける可能性が十分にあります。
小学校、中学校、高校、そして私立学校‥。今働いているところが学校ではありません。
さらに赴任先を教育委員会に決められてしまう公立学校よりも、自分で働く学校を選べる「私立学校」の方が、断然働きやすくなりますよ。
>公立と私立の違いについては、こちらの記事も参考にしてくださいね▼


3.「教育業界」に視野を広げる
「教員を辞める」と考えると、どうしても全く別の業界に目が向きがちですが、そんなことはありません。



教員は大変だけど、子どもたちと関わることは好きなんだよね
という方は、「教育業界」全体に視野を広げてみても良いかもしれません。
例えば
- 塾や予備校、通信教育などの講師として働く
- 教材開発、出版、ICT教育ツールの開発などに携わる
- 企業の人材育成、研修担当として働く
- 一般企業で企画、広報、営業、採用担当などとして働く
といった形で、「今の職場で」「教員として働く」ことにこだわり続ける必要はありません。
教えることが好き、人の成長をサポートしたいという気持ちで教員をめざした方は、「教えること」「人と関わること」をベースに、働き方を広げてみることをオススメします!



「教員」と一言で言っても、その種類はたくさんあります。いきなり辞めるのではなく、まずは職場を変えることから考えるのも良いですね。
4.「新しい業界」に視野を広げる
今の職場や教育業界全体に対して「もう限界だ」「全く違う環境で働きたい」という気持ちが強いのであれば、思い切って全く新しいキャリアにチャレンジすることも選択肢の1つです。
早い段階でキャリアを切り替えて、新しい道に進むことも悪いことでは全くありません!
ただ、早期退職にはデメリットもありますので、慎重になりたいところ。
■早期退職をすることのデメリット
- 新卒に比べて求人数が減る可能性がある(数か月しか違わないのに、第二新卒という扱いになる)
- 早期退職の理由を確認される
- またスグに辞めてしまうのではないか、と懸念される
隠したりウソをつくことも良くありませんので、丁寧に状況を伝えていくしかありませんが、やっぱりちょっと後ろめたい気持ちになってしまいますよね。



人事としては、長く前向きに働いてくれる人材をやっぱり重宝します。早期退職の方の面接をさせていただくときは、どうしても「なぜ、そんなに早く?」と気になってしまいます。
「辞めたいかも」と思ったら考えてほしいこと


漠然と「もう無理だ!」「今すぐ辞めたい!」と感じている方に、少し時間を取って考えてみてほしいことがあります。
それは
- 具体的に何が無理なのか
- どういう環境なら楽しく働けそうか
- 辞めて転職したとして、何を叶えたいのか
の3つです。
感情的になってしまうのも分かりますが、まずは少し落ち着いて、自分の感情と考えを整理してみましょう。
1.具体的に何が無理なのかを考える
「辞めたい」という漠然とした気持ちだけではなく、具体的に何がイヤなのか、何が無理なのかを明確にします。
紙とペンを用意して、これまで教員として働いてきて「イヤだ」と思ったことを書いていきます。
例えば
- 残業が多すぎる
- 保護者対応がツライ
- どうやっていいのか分からないのに、誰も教えてくれない
- 人間関係が悪すぎる
- 自分のアイディアがあるのに、話も聞かずに否定される
など、とにかく「イヤだ」「むかついた」ということを思うままに並べていきましょう。



まずは気持ちを吐き出すことが大切!客観的に「ここがイヤだと思ってるんだ」と気づくことができますよ。
2.どういう職場なら楽しく働けそうかを考える
ステップ1で並べた「もう無理」と感じたポイントを基に、「これが無理なら、逆にこういう職場なら楽しく働けるかも」ということも言語化していきましょう。
例えば、先ほど出した例でいくと
- 残業が多すぎる
→定時で帰れる職場が良い - 保護者対応がツライ
→保護者の対応をしなくても良い職場が良い、理不尽な要求をしてくる保護者がいない学校が良い - どうやっていいのか分からないのに、誰も教えてくれない
→研修制度やメンター、育成係がちゃんといる職場が良い - 人間関係が悪すぎる
→人間関係が良い職場がいい - 自分のアイディアがあるのに、何も話を聞かずにとにかく否定される
→アイディアを自由に試せる環境が良い、話を聞いてくれる人がいる環境が良い
となります。
「イヤだ」と思ったことを裏返して、「だったらこういう職場が良い」というのを明確にしてみましょう。



全部が全部、叶う職場はないと思いますが、「ここがクリアできたら‥!」という優先順位を自分で知っておくと、転職先を探すときにもスムーズに進められます。
3.辞めて転職したとして、何を叶えたいのかを考える
そして3つ目は、ステップ2で考えた「どういう職場でなら楽しく働けるのか」に肉付け(理由付け)をしていきます。
そうすることで、ただ「こんな職場が良い!」というだけでなく「こういうことをしたいから(叶えたいから)、こんな職場で働きたい!」と考えることができます。
先ほどの例を使うと、
- 残業が多すぎる
→定時で帰れる職場が良い
→プライベートを充実させることで、自分のスキルアップに時間を使うことができるので、そのスキルを使って仕事に貢献したい。リフレッシュできるので、よりパフォーマンス高く集中して仕事ができる。 - 保護者対応がツライ
→保護者の対応をしなくても良い職場が良い、理不尽な要求をしてくる保護者がいない学校が良い
→保護者と対等な関係を築けると、生徒にとってもよりよい教育を提供できる。 - どうやっていいのか分からないのに、誰も教えてくれない
→研修制度やメンター、育成係がちゃんといる職場が良い
→学校など組織の方向性をきちんと理解し、正しくサービス提供したい。自分も正しく成長したい。 - 人間関係が悪すぎる
→人間関係が良い職場がいい
→同僚とはコミュニケーションを取りながら、チームワークを大切に仕事をしたい。 - 自分のアイディアがあるのに、何も話を聞かずにとにかく否定される
→アイディアを自由に試せる環境が良い、話を聞いてくれる人がいる環境が良い
→ある程度の裁量を持たせてもらいながら仕事をし、結果に対しても責任をおいたい。
といったように、イヤだと思っていること・こうだったらいいなと思っていることから、「今の職場を辞めることで、何を叶えたいのか」を具体的にしましょう!
この「何を叶えたいのか」が、実際に退職して転職活動をするとなったときに大切になってくる「軸」となります。
>転職軸についての詳細は、コチラの記事も参考にしてください▼


「辞めたいかも」と思った時にやっておくべきこと


ここからは、「辞めたいかも‥」と思い始めたら、やっておくべきこと(退職に向けての準備)をご紹介していきます。
1.退職するタイミングの見通しを持つ
「辞めるとしたら、いつ辞めるのが良いか」を考えておくことで、あと〇か月だけ!何とか頑張ろう!と見通しを持つことができて心が軽くなります。
学校は年度で動いている組織ですので、可能な限り年度末を目安に退職することが好ましいです。
年度途中の退職は、代替教員の確保や引継ぎに大きな負担がかかるのでどうしても引き止められる確率が高くなってしまいます。
スムーズな退職を目指すのであれば、年度末が理想です。



今後も教育に携わって働きたいと思っている方であれば、年度途中の退職はできる限り避けた方が無難です。
2.転職に向けて情報収集する
「辞めたい」という気持ちが先走って、焦って転職先を決めてしまうのは危険です。
焦って転職先を決めてしまうと、また働きにくい職場に当たってしまう可能性も大きく、短期間に2回も3回も転職‥となってしまうのは本末転倒です。
まずは冷静にどんな仕事があるのか、自分のスキルや経験が活かせるのか、どんな働き方をしたいのかなど、多角的に情報収集を行いましょう。
>転職の際の自己分析については、こちらの記事も参考にしてくださいね▼


3.転職サイトやエージェントの活用
「転職しようかな‥」と考えたときに、一人で抱え込んで何も動けなくなってしまう方も多いです。
そんな時に頼りになるのが、転職サイトやエージェントの存在です。
幅広い求人情報や、非公開求人にもアクセスできますし、エージェントはあなたの適性や希望に合った求人を紹介してくれます。
「今の職場がツライ理由」や「どんな職場なら働きやすいのか」なども相談に乗ってくれますので、一人で不安を抱えている方は一度使ってみてくださいね。
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一人で悩んで、心配な気持ちにばかりなってしまう‥という方は、ぜひ気軽に登録してみてくださいね!
3.副業の準備をする
もし転職後の収入が一時的に不安定になる可能性がある場合は、副業を始める準備をしておくこともオススメです。
ライティングやプログラミング、デザイン、オンライン講師などパソコン一つで始められる副業はたくさんあります。
経済的な不安を軽減させられる準備をしておくことで、「いつ辞めても大丈夫!」とゆとりをもって過ごすことができます。
*教員は副業が禁止されていることが一般的です(特に公立学校)ので、退職前の副業についてはルールを確認して、問題なければ実際に取り組むようにしましょう!



「働かないと生活していくお金がない!」という危機的な状況になってしまうと、イヤでも働かないといけない‥というツライことになってしまいます。
4.スキル・資格取得に向けて勉強する
今の職場を辞めた後に、教員として働く場合も全く別の業界に進みたいと考えている場合も、スキルや資格があるとその後の動きが有利です。
例えば、教員であればコミュニケーション力、IT業界であればプログラミングスキル、経理であれば簿記など。
自分の価値を高められる勉強をしておくことも大切です!
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教員を1年目で辞めてもいい人、辞めない方がいい人





結局私は、1年目で辞めてもいいの?良くないの?どうしたらいいの?



最後に、1年目で辞めてもいい人と考え直した方が良い人の特徴をお伝えします!
教員を1年目で辞めてもいいかどうかは、その後のキャリアをどうしていきたいかによって変わってきます。
教員を1年目で辞めてもいい人の特徴
こんな方は、1年目の途中で退職しても問題ないでしょう。
- 体調不良が続いている人
- 子どもが好きではない、子どもと関わることに喜びを感じない人
- (どんな状況でも)一切残業はしたくない、ワークライフバランスを強く重視したい人
- 辞めた後のことを明確に決めている人
教員を1年目で辞めない方がいい人の特徴
逆に、次のように思っている方は、1年目の途中で退職することのリスクの方が大きいかなと思います。
- 今後も教育業界で働きたいと思っている人
- 安定志向で、急な環境の変化に抵抗がある人
- 辞める理由が明確ではない人
- 辞めた後にどんなキャリアにしていくかが明確ではない人



「辞めてどうする、何がしたい」ということを考えてから、行動に移せると安心ですね!
「自分はどうしたらいいの‥?」と一人で迷ってしまう方は、ぜひキャリアコーチングを受けてみてください。
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まとめ
今回は、教員1年目で「辞めたい」と思っている方に対して、後悔しないための4つの選択肢をご紹介してきました。
- 今の職場で「働き方」を変える
- 働く「学校」を変える
- 「教育業界」に視野を広げる
- 「新しい業界」に視野を広げる
人事担当として多くの先生と関わらせていただく中で、「教員として活躍してほしい!」と思う一方で、やはり「心身の健康が最優先」とも考えています。
今の状況があまりにも苦しいのであれば、無理をせず、立ち止まってしっかりと休む選択肢も考えていただければと思います。
そして、少しでも「教員という仕事が好き」という気持ちがあるのであれば、働く学校を変えることで、イキイキと楽しく教員として働く未来に変えられるかもしれません!
「自分らしく教員として働く」を叶えるために、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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